化粧品に使われる成分の一つにペンチレングリコールといわれるものがあります。
別名1,2-ペンタンジオールともいわれ、保湿効果や抗菌効果があるのが特徴です。
以下でペンチレングリコールについてより詳しく見ていきましょう。
ペンチレングリコール(1,2-ペンタンジオール)とは
ペンチレングリコールとは一体どのような成分なのでしょうか。主に何の化粧品に使われているのか、安全性はどうなのかといったことと合わせて掘り下げていきましょう。
ペンチレングリコールとは
多価アルコールの一つとして知られています。多価アルコールとはヒドロキシ基と呼ばれる物質を2つ以上もっているアルコールのことで、代表的なものでグリセリンがあります。
ペンチレングリコールは無色透明な液体で、使い心地はさらっとしています。保湿力や抗菌力があるため化粧品に多く用いられています。
化粧品の成分表示にはペンチレングリコール、医薬部外品の成分表示には1,2-ペンタンジオールという名が使われます。
何に使われているか
色々な化粧品に使われることが多いペンチレングリコールですが、主に化粧水、美容液、化粧下地、ファンデーション、口紅、シャンプー、トリートメントといったものに配合されています。またその保湿力からエイジングケア製品に使われることも多いです。スキンケア商品だけでなくヘアケア製品にも配合されていることから、私たちの生活にとても身近なものということがわかります。
安全性はどうか
一般的にペンチレングリコールの安全性は極めて高いとされています。皮膚への刺激も少なく、副作用もほとんど報告されていないことから安心して使うことができます。敏感肌のような肌が弱い人にも使えるとされてはいますが、念のため使う前にパッチテストは行った方がよいでしょう。
ペンチレングリコール(1,2-ペンタンジオール)の効果・役割
ペンチレングリコールは一体なぜ多くの化粧品に用いられているのでしょうか。どういった効果や役割があるのかを以下で紹介していきます。
防腐剤を減らすのに役立つ
ペンチレングリコールは抗菌力が高い優秀な成分として知られています。なので防腐剤パラベンの代わりに使われることで、化粧品に配合される防腐剤を減らせるのです。
またパラベンと合わせて配合することによって、抗菌効果をより高めてくれるとされています。ペンチレングリコールはおおよそパラベンと同じくらいの防腐力があるとされ、実際にパラベンフリーとされている商品には多く用いられています。
エイジングケアに必要不可欠の保湿力がある
保湿剤とされているペンチレングリコールは、肌に潤いを与える効果があります。特にエイジングケアには保湿が大変重要であり、乾燥によるしわやほうれい線を防いでくれます。
美白を作る手助けをしてくれる
肌の保湿は紫外線から肌を守るため美白にもつながります。というのも肌に潤いがないと、もともと肌にある紫外線からの保護機能が低下してしまいます。そうすると紫外線の影響を強く受けてしまい日焼けしやすくなります。また肌を保湿することはターンオーバーの乱れやそれに伴うメラニンの蓄積にも効果があります。乾燥によってターンオーバーが正常に行われないと、なるメラニンが停滞してシミができてしまいます。
保湿は白く美しい肌にするのにとても大切なものであると言えるのです。
ペンチレングリコール(1,2-ペンタンジオール)化粧品・美容液おすすめランキング
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